「日本ビルメン経営品質協議会」は、「卓越した経営」を目指して、日本経営品質賞委員会による「顧客本位」「独自能力」「社員重視」「社会との調和」の4つの基本理念に基づく「経営品質向上プログラム」を導入してセルフアセスメントを実践し、評価し、改善しつつ、ビルメンテナンス業におけるアセスメント項目を討議し、次の事項を確実にし、会員企業の経営プロセスの向上を支援することを目的とします。
1.経営目的を明確にするとともに現状を認識し、経営課題を浮き彫りにする
2.経営目的に対する有効性と改善領域を明確にし、事業活動のすべてが、顧客本位の経営目的実現のために一貫性が確保され効果的に実施されているかを検討する。
3.セルフアセスメントによる自己革新能力を高める。
4.多様な改善・革新活動に用いている方法の実効性を検証する。
●顧客本位とは
顧客本位とは、企業経営において価値判断が必要な時、「顧客」を最高の位置に置くことです。
●独自能力とは
独自能力とは、他企業や他人の物真似ではなく、その企業独自の事業領域、技術を開拓して、競争優位性を確保することです。
●社員重視とは
社員重視とは、顧客満足の実現の担い手である社員がまず会社、職場、仕事に満足しなくてはならないことを示しています。
●社会との調和とは
社会との調和とは、企業は社会の公器として社会から尊敬を受けるような企業であるべき、ということです。